講演

2010年4月 5日 (月)

西川ヘレンさん

西川ヘレンさん

友人のお誘いで西川ヘレンさんの講演会に出かけました。
ご存知“西川きよし”夫人です。

テーマは

支え愛 見守り愛 励まし愛

です。

私はヘレンさんが介護経験をもとに全国で講演されていることを知りませんでした。

ヘレンさんはきよしさんのご両親、ヘレンさんのお母様、そしてきよしさんのお弟子さんもお世話しながら三人のお子さんを育てたそうです。
お話しはすべてヘレンさんが実際に経験されたことでした。

ピンクのスーツに身を包んだヘレンさんが入場した瞬間、会場はどよめきと拍手に包まれました。
ヘレンさんは想像以上に綺麗な方で、まるで貴婦人といった感じです。

テレビでしか見たことのなかったヘレンさん登場にめちゃめちゃ興奮してしまった私でした。

そんなヘレンさんの介護のお話しはとにかくとても大変そうでした。
でもそんなお話しもヘレンさんは身振り手振りを加えてとてもユニークに表現してくださり、時にほんわか温かく、時にピリッとした大阪弁での語り口が絶妙に心に滑り込んできます。

大阪弁っていいですねえ。会場は何度も笑いに包まれ、少し不謹慎かもしれませんが、楽しそうにすら思えてきました。
まるで“ひとり吉本新喜劇”を見ているようです。

きっと当時は自分の時間や体力、心をいろいろな状況に応じて、何度も闘わせて、そして乗り越えてきたのでしょう。
家族や親戚など、周りのみんなもとても協力してくれたとヘレンさんは笑顔で振り返っていました。

ヘレンさんのお話しを聞いていると、すべてが「感謝」に繋がっているのかなと私なりに感じました。

自分を生み、育ててくれた母親への「感謝」の気持ち、大切なきよしさんを生み、育ててくれたきよしさんのご両親への「感謝」の気持ち。
他にもこの世のあらゆることすべてに「感謝」できるヘレンさんが、“お世話をした”ではなく、“お世話をさせていただいた”お話しを私達にしてくれているのです。

この“お世話させていただいた”という部分が私のような苦労なしの自己中心的な人間には理解しづらく、乗り越えられない部分なのでしょう。

ヘレンさんのお話しはユーモアいっぱいな中にホロリとしてしまうお話しも盛り込まれ、もうてんこ盛り状態!でした。
ハンカチで目元を押さえ、何度もうなづく方、きっと似たような体験をされたのでしょうか。介護未経験の私さえもお話しにぐいぐい引き込まれ、涙が止まらなくなってしまいました。そして何よりお話しをするヘレンさんの目が潤んでいるように私には見えました。

母の健康は日々願うけれども、介護となるとまだ他人事のように感じてしまう私がいます。あまり考えたくはないのですが、もしもいつか・・・そんな時が訪れたら、ヘレンさんに少しでも近付けたらいいのですが。

ヘレンさんは最後に“自分を自愛しながら頑張ってください”というようなエールを送ってくださり、約1時間30分の講演会は割れんばかりね拍手の中、終わりました。

静岡にいるとあまり馴染みのないヘレンさんを一気に身近に感じました。

ヘレンさんは貴婦人と言うよりも日本のお母さんですよね。今はなんと4世代同居されているそうですよ。

来てよかった・・・とても有意義な時間を過ごせました。

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